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Q&A…初めて診療を受ける方へ

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診療について

予約制はありますか?

来院後、まず受付を行ってください。受付スタッフが番号札をお渡しします。待ち時間中は外出していただいて結構ですが、お呼出しの際にいらっしゃらない場合は、順番が後回しになります。混雑時には30分から60分のズレが生じます。

番号札に記載されたQRコードを読み取ることでネットでも順番を確認することが可能です。なお、電話で予約をお取りしたり、順番が近くなった際に電話やメール等でお知らしたりするサービスは行っておりません。

尚、以下の時間であればネットからも順番予約をおとりすることが可能です。(時間を予約することはできません。あくまで順番の予約になります)

午前ネット受付:9:30~11:30 午後ネット受付:14:30~17:00

※自動返信メールが届かない場合は、迷惑メールとして扱われている場合がありますので、「迷惑メールフォルダ」や「削除フォルダ」等をご確認ください。

ネットで順番がわかりますので、7番前を目安にクリニックに来院されるようにお願いいたします。混雑していない時にネット予約を行うと、すぐに自分の順番となってしまう可能性がありますのでご注意ください。

おかべ耳鼻咽喉科での問診について教えてください。

当院ではスマートフォンをお持ちになられている方へネットで問診が可能なサービスを行っております。 ご自身のスマートフォンを使って自宅で問診をすませてきていただくことができ、そのまま電子カルテに反映されますのでスムーズな診療を行うことが可能です。

順番予約システムで予約完了後、WEB問診表のリンクバナーをクリックし、ご利用ください。順番予約システムをご利用になられない方も、ホームページにWEB問診表のリンクバナーがありますので、WEB問診表のみのご利用も可能です。

また再診時のWEB問診表もご協力ください。一度入力した過去の病歴などはそのまま履歴として残りますので、何度も入力する手間はなく、簡単に入力いただけます。

スマートフォンをお持ちでない方、紙の問診表をご使用されたい方は受付をされてから紙の問診表をお渡しいたします。 なお、ガラケーではWEB問診表をご使用になれませんのでご注意ください。

受診するときに必要なものはありますか?

はじめて受診する場合、必ず保険証、医療証をお持ちください。診察券を発行いたします。

次回以降受診する場合、診察券をお持ちください。月毎に保険証、医療証が必要になるのでご注意ください。

保険証が変わった場合も必ずお持ちください。保険証がない場合、自費診療になりますのでご注意ください。

またお薬手帳、紹介状、他院データがあれば必ずお持ちください。

生活保護指定病院、労災指定病院ですか?
指定病院ですので、該当の方は受診可能です。
クレジットカード、電子マネーは使えますか?
申し訳ございません。クレジットカード、電子マネーともご使用になれません。
駐車場、駐輪場はありますか?
身体障害者用駐車場も含めて19台あります。
また駐輪場も入り口前にあります。
ベビーカーや車いすでも入れますか?
バリアフリー設計ですので安心してご来院ください。
相談したいことをあまり人に聞かれたくないのですが、配慮いただけますか?
当院はもともと診察室が個室設計となっていますので、安心してご相談ください。
耳垢の掃除、子供の鼻水をすうだけで受診してもいいですか?
耳、鼻のメンテナンスお任せください!
キッズスペースはありますか?
当院にはキッズスペースがございますので、ご利用ください。隣の薬局にもキッズスペースやカフェスペースもございますのでご利用ください。また、トイレはおむつ替えシートもございます。

手術

手術後は痛いですか?

痛みはかなり個人差があります。痛み止めを全くつかわない人もいますし、必要とする方もいます。

鎮痛剤を使えば痛みもその間楽になりますので、鎮痛剤の使用方法についてしっかりと説明を行います。痛みが心配で手術をためらっているのであれば、ぜひおっしゃってください。我々もしっかりと痛みに配慮し、一緒に乗り越えられるようにサポートさせていただきます。

痛みを感じやすい方であっても2日をピークにその後は徐々に改善していきます。

手術のリスクはどういったものがありますか?

手術のリスクは行う手術の内容によって若干変わります。
どのタイプの手術でも起こる可能性のあるリスクは出血と感染です。出血量は個人差が大きく、ほぼ出血しない方から少しずつにじんで出血する方と様々です。出血の量は48時間をピークに徐々に少なく、また薄くなっていきます。1%前後で出血が多く、処置が必要になる場合もあります。

感染は軽度の副鼻腔炎症状が出現することもありますが、通常抗生物質で対処可能です。その他手術のリスクについてはそれぞれの術式や病状、CT所見によっても異なります。予測されるリスクについてはしっかりと術前に説明を行います。

日帰り手術でも大丈夫でしょうか?

まず鼻炎の手術に関しては日帰りのよい適応と考えています。対して副鼻腔炎の手術はより手術範囲が広範囲になるため、その方の病状によっては入院を勧める場合があります。

日帰りで手術をするとしても少なくとも術後48時間は安静に努めてください。

手術後の考えられる経過やリスクなど手術内容にそって詳細に説明を行います。その上で最終的に同意いただけた方に対してのみ日帰り手術をさせていただいております。

どのくらい費用はかかりますか?

すべて保険診療範囲内の手術で、自由診療ではありません。
手術費用は行った術式によってかわります。

鼻の手術 点数 3割負担の場合 (単位:円)
後鼻神経切断術(経鼻腔的翼突管神経切除術) (片側)30460点 91,380
粘膜下下甲介骨切除術(内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術) (片側)6620点 19,860
鼻中隔矯正術(内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術) 6620点 19,860
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅰ型(副鼻腔自然口開窓術) (片側)3600点 10,800
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅱ型(副鼻腔単洞手術) (片側)12000点 36,000
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) (片側)24910点 74,730
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) (片側)32080点 96,240

両側施行した場合は片側×2になります。
入院をした場合は別途入院費、麻酔費などがかかりますが、保険診療の場合、高額療養費制度の適応が受けられます。

高額療養費制度

退院時に厚生労働省保険診療として、医療費の総額より「3割負担金の全額=窓口負担額」をお支払いいただきます。

加入している医療保険の窓口へ高額療養費の支給申請書を提出していただきますと、「窓口負担額」と「自己負担の上限額」との差額分が還付金として返還されます。支給申請を行う際には、医療費の領収書の添付を求められる場合もあります。

70歳未満の患者様で、同一医療機関において入院療養などを受けた場合に限り、退院時に窓口でお支払いいただく金額を、「自己負担の上限額まで」とすることもできます。その場合は、前もって窓口で高額療養費制度の手続きを行っていただく必要があります。ご来院前に保険者から「限度額適用認定証」を交付してもらい、入院時(手術の当日)にご持参ください。

(70歳未満の方)

区分 所得区分 ひと月あたりの自己負担限度額※
年収約1,160万円〜の方
健保:標準報酬月額83万円以上の方
国保:年間所得901万円超の方
252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
年収約770万円〜約1,160万円の方
健保:標準報酬月額53万円以上83万円未満の方
国保:年間所得600万円超901万円以下の方
167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
年収約370万円〜約770万円の方
健保:標準報酬月額28万円以上53万円未満の方
国保:年間所得210万円超600万円以下の方
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
〜年収約370万円の方
健保:標準報酬月額28万円未満の方
国保:年間所得210万円以下の方
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
住民税非課税の方 35,400円
術後の通院はどのようになりますか?

鼻の中に挿入しているスポンジやガーゼは1週間後に抜きます。その後は1週間に1,2度の通院が1か月ほど続きます。順調な経過であれば術後1,2カ月ほどで、傷が安定していきますので、傷の状態にあわせて通院間隔があいていきます。経過のよい方は3カ月~半年で定期通院を終了できる方もいらっしゃいます。

好酸球性副鼻腔炎の場合、再発のリスクがあるため、基本的には通院の中断をすすめることはありません。数か月に1度の定期受診は続けた方がよいでしょう。

手術の適応年齢はありますか?

中学生以下の場合、まず重要な点は術後の処置を受けられるかどうかです。手術は全身麻酔ですので低年齢でも可能ですが、術後の外来治療は本人の協力がなければ受けられません。

よって、一律に何歳という設定は行っておらず、コミュニケーションがとれ、耳鼻科の処置に慣れているかどうかが手術を受けられるかどうかのポイントになります。ただし、病状によってはあまり待たない方がよい場合もあったり、聞き分けがよくても体が小さく待った方がよい場合があったりと、小児は個別にしっかりと吟味し、手術をするかどうかを決定します。

高校生以降であれば、ほとんどの方が成人同様に手術は可能ですが、処置を全くさせていただけない方は年齢関係なく適応外です。

逆に高齢の方の手術に関しては、まずは身の回りの事を自立して行っている方が前提と考えます。鼻の手術後はマスクを自分で変えたり、痰が増えるのでしっかりと自分で出す必要があります。身の回りの事を自分でできて、次項の手術対象外の方でなければ手術は可能です。

手術の適応外はありますか?

以下の場合は手術の適応外とさせていただいております。

  • 基礎疾患(高血圧、糖尿病、喘息、心疾患など)がコントロールできていない方
  • 血液をサラサラにする薬(抗血小板薬、抗凝固薬)の中止ができない方
  • あばれて処置ができない方
  • 手術の目的、効果、リスクなどの説明にご理解いただけていない方
鼻炎や副鼻腔炎は手術で完全に治りますか?

鼻炎や副鼻腔炎の手術目的は症状の改善であって、完治を目的とはしていません。鼻炎の手術に関しては一般的には鼻閉には90%、鼻汁、くしゃみには70%の改善率があるといわれています。ほとんどの方は症状が改善し、日常生活がとても楽になります。術後は季節によっては薬があった方が楽だという方もおられれば、薬がなくても許容範囲だという方もおられます。

副鼻腔炎に関しても90%以上の方は症状が楽になります。しかし、もともとの粘膜の繊毛の機能(菌や異物、鼻水を出そうと働く力)が低下している方は術後も副鼻腔炎を繰り返す場合もあります。それでも手術後は鼻の奥が広がっているため、たとえ副鼻腔炎を起こしても以前より軽いと感じる方がほとんどです。

好酸球性副鼻腔炎の方は重症度によって術後の経過が変わります。軽症の方は術後あまり困ることは多くありませんが、重症の方は術前のように鼻茸が再発してくることがあり、再手術を必要とすることもあります。

鼻炎と副鼻腔炎どちらもありますが、その場合どのような手術になりますか?

手術方法は主に本人の病歴やCTをもとにプランニングします。特に鼻茸を有する重症の副鼻腔炎の方は副鼻腔炎の手術を選択します。徹底的に隔壁をとり換気のよい構造をすることで普段の鼻炎症状も楽になります。

鼻炎がメインで副鼻腔炎は時々しかならない場合は鼻炎の手術しか行わない場合が多いです。鼻炎が楽になれば副鼻腔炎が減る可能性があるためです。

鼻炎や副鼻腔炎の手術は画一的な方法はありません。術者の経験に基づいて個別にオーダーメイド治療していく必要があります。

手術で治りにくい症状はありますか?

嗅覚を全く感じない期間が長期にわたる場合や嗅神経付近(嗅裂)にできた鼻茸の手術の場合は嗅覚が戻りにくい傾向があります。

また典型的な鼻づまり、鼻水はなく、後鼻漏がメインの鼻炎の方は後鼻漏が治りにくい傾向があります。

また目のかゆみ、のどのかゆみなどの鼻以外の鼻炎症状には通常効果はありません。のどが狭い方(軟口蓋低位、口峡の方)は鼻の手術をしてもいびきや無呼吸は改善しにくい傾向があります。しかし、無呼吸の治療でCPAPをされている方は鼻閉がよくなることでCPAPが使いやすくなるメリットもあります。

手術を受けた場合、加入している生命保険の適応になりますか?

適応となるかどうかは直接保険会社にご確認ください。予定している手術のKコードをお伝えしますので保険会社にお伝えください。

好酸球性副鼻腔炎はどんな病気ですか?

好酸球性副鼻腔炎(ECRS)は再発しやすい治りにくいタイプの副鼻腔炎の1つで、近年明らかになってきた病気です。原因はまだわかっていません。

病気の特徴として、嗅覚障害が起きやすい、喘息を伴いやすい、上顎洞よりも篩骨洞を中心に炎症が起き、鼻茸ができやすい、黄色いにかわ状の鼻水を伴いやすいなどがあげられます。

診断基準は

  • ①両側の病変である…3点
  • ②鼻茸がある…2点
  • ③CTで上顎洞よりも篩骨洞の影が多い…2点
  • ④血液検査で好酸球の数が
    2< ≦5…4点
    5< ≦10…8点
    10<…10点

の合計点数が11点以上あり、鼻茸の組織検査で400倍視野で70個以上存在した場合に確定診断となります。

重症度は血中好酸球濃度、CT所見、喘息や鎮痛剤アレルギーの有無などにより軽症、中等症、重症と分かれます。

ECRSは特定疾患(難病)に該当するため、助成制度が受けられます。詳しくは福岡県ホームページをご参照ください

ECRSはステロイドが特効薬ですが、ステロイドをやめると症状が再燃してきます。ステロイドはさまざまな副作用のリスクがありますので、長期に使用することはできません。鼻茸が徐々に大きくなると日常生活に多大な支障がでますので、そのような方は手術治療をお勧めします。

手術時のポイントとしては徹底的に副鼻腔の壁を落として単一の構造に作りかえることです。丁寧に限界にまで隔壁を切除することを心がけて丁寧に手術をする必要があります。ECRSは手術後の再発率が高い病気として知られています。鼻洗浄を続けたり、ステロイド点鼻、抗ロイコトリエン拮抗薬などの薬剤治療が長期に必要になります。悪化時はステロイドを短期的に使用し、できるだけ術後の状態を維持できるように経過を見ていきます。

歯性副鼻腔炎はどんな病気ですか?

虫歯の治療で神経を除去する根管治療(神経をぬいて銀歯をうめる治療)をうけたあと、虫歯菌が奥で少しずつ増え続け歯根炎をおこしたり、嚢胞を形成し膿がたまり、上顎洞に炎症を起こします。上顎洞炎に関連する歯は上の歯で下の歯は副鼻腔炎とは関連ありません。

特に歯根炎から副鼻腔炎になった場合抗生剤で通常治療しますが、改善ない場合手術が大変有効です。上顎洞にたまった膿をだすことで歯根の負担を軽くします。

また歯根嚢胞がある場合副鼻腔経由で嚢胞に穴をあけ、たまった膿を出す根本的な治療が可能な場合があります。

重症の歯根炎は抜歯する場合もありますが、状況によっては抜歯をしなくても鼻の手術だけで沈静化できることもありますので、抜歯する前に一度耳鼻科で相談してください。

また歯性副鼻腔炎の原因でインプラントが関連していることがあります。上の歯にインプラントを入れるためには上顎骨の厚みが必要になりますが、その厚みが足りないケースでは上顎洞底挙上術を行います。その処置で上顎洞の粘膜に傷がつき副鼻腔炎になることがあります。

またインプラントが入りすぎて上顎洞の中に根本が飛び出てしまい副鼻腔炎の原因になることもあります。

いずれも抗生剤で改善しないようであれば、インプラントを断念する場合がありますが、副鼻腔内視鏡手術を行うことによりインプラントを継続できる可能性がありますのでご相談ください。

真菌性副鼻腔炎はどんな病気ですか?

アスペルギルスを中心としたカビによる副鼻腔炎です。

ほとんどは寄生型真菌症で、症状はありませんが、まれに破壊型真菌症にかわることがあり、いったん破壊型になると副鼻腔から頭蓋内や眼窩内に入り、脳出血を起こす致死率の高い病気になります。

寄生型真菌症のうちに手術で摘出することをお勧めします。CTで副鼻腔炎の中に白い斑点状の模様が見えると真菌症の可能性が高いです。多くは上顎洞にたまっています。上顎洞にぱんぱんに詰まっていることが多く、直視鏡だけでなく、斜視鏡も用いて曲がった吸引管ですべて取り除きます。副鼻腔の換気をよくすることで真菌の再発を予防します。

これらとは別にアレルギー性真菌性副鼻腔炎というカビアレルギーで慢性副鼻腔炎になることもあります。好酸球性副鼻腔炎の片側バージョンのような経過をたどります。カビアレルギーがあることや組織所見から確定診断がつきます。術後にステロイドや抗真菌剤などを使用し、治療しますが、難治性副鼻腔炎の1つです。

術後性副鼻腔嚢胞とはどんな病気ですか?

かつて行われていた歯茎をきる方法で副鼻腔手術を受けた後、数十年を経過して副鼻腔に嚢胞(水風船のようなもの)ができることがあります。徐々に嚢胞が大きくなると顔面が変形したり、視覚障害がでることがあります。また感染すると痛みを伴います。

根本的に治すためには手術が必要になります。手術で嚢胞に穴をあけます。針のような小さい穴ではふさがる可能性がありますのでできるだけ内視鏡で大きな穴をあけます。嚢胞の壁が骨で厚く覆われている場合は位置確認ができるナビゲーションという器械を併用し、ドリルで骨を砕く必要があります。

舌下免疫療法

舌下免疫療法と手術はどちらがいいですか?

舌下免疫療法はアレルギー体質を改善していくというコンセプトですので、目やのど、皮膚など鼻以外の症状の改善も期待できます。さらに舌下免疫療法には新規アレルゲンの発症を予防する効果や喘息の発症を予防する効果も期待できます。しかし、毎日お薬を舌下に投与しつづけ、月に1回の受診を3~5年は続ける必要があるので、しっかりとモチベーションを保って継続する必要があります。スギやダニ以外にも多数のアレルゲンを持っている方はやや効果におとる可能性があります。

一方手術は約1時間30分で治療は終了です。その後1カ月ほどで傷は落ち着きますが、即効性という点では手術に軍配が上がりますので治療を急いでいる方は手術がよいでしょう。またアレルゲンの種別を問わず、多数のアレルゲンを持っている方は手術の方が効果的です。症状は特に鼻づまりに高い効果があります。鼻汁、くしゃみは70%の方に効果が感じられます。しかし鼻以外の症状に関して効果がありません。

免疫療法+手術を組み合わせることでより高い効果をえらえる報告があります。当院でも免疫療法と手術を組み合わせて行う治療プランも提供可能です。

いずれも比較するとメリット、デメリットはありますので、その点をご理解いただき、その方のライフスタイルにあった方法を選択されるのがよいでしょう。

どのくらいの確率でよくなりますか?
舌下免疫療法の効果は、ほぼ無症状となる例は約2割、自覚症状が改善し抗アレルギー薬などの薬を減量ないし中止できる患者さんは約6割、残り約2割の方は残念ながら効果はありません。
治療開始後いつごろから効果はでてきますか?効果がない場合いつまでつづけるべきですか?
早い方で数か月で効果がでてきます。しかし、個人差はあるのでまずは2年を目標に治療します。
年齢制限はありますか?
当院では5歳以上を適応としています。また舌下に1分保持ができることが条件です。ラムネを1分間、口の下に保持できるようならお子様でも可能です。またお子様の場合、喘息をお持ちの方は当院で治療できない場合もございます。
お薬の制限はありますか?
高血圧のお薬でβブロッカー系を飲まれている方は治療対象外です。ほかのお薬に変えていただく必要があります。膠原病、自己免疫疾患等で長期でステロイドを服用している方、また癌の治療で免疫療法を行っている方も適応外です。
何月から始めるのがいいですか?
スギの免疫療法はスギ花粉が飛んでいる1月~5月は避ける必要があるため、6月~12月と開始時期が限定されていることにご注意ください。ダニの免疫療法はいつでも治療開始可能です。
いつまで治療をするべきですか?3~5年たったらやめてもいいですか?
まず、2年を目標とします。その時点で全く効果のない方は中止を検討します。効果がある場合は5年を目標に治療を継続し、そこで一旦治療を終了とします。終了後に症状の悪化が見られるようであれば免疫療法を再開します。以降は状態を見ながら中止、再開を検討します。
副作用はどういったものがありますか?

主な副作用として、口内炎、口の中の腫れ、のどのかゆみ、耳のかゆみ、頭痛などの症状が出ることがあります。スギよりもダニの方がより副作用が出やすい傾向があります。しかし、いずれも対症療法が可能で1カ月以内で落ち着く方がほとんどです。

重症の副作用(喘息発作、消化器症状、ショック症状)の可能性は皮下免疫療法に比べると低いですが、まれに起こることもあります。最も重篤なアナフィラキシーは約1億回に1回といわれています。他蕁麻疹、掻痒感、咳、逆流性食道炎の症状などが出現することもあります。

副作用が出た場合はどのようにすればいいですか?

重篤な呼吸困難、意識障害が出た場合はすぐに救急車を呼び、近隣の提携している総合病院で治療を受けていただきます。

口内炎、かゆみなど、局所の軽い副作用であればお渡ししている抗ヒスタミン薬をのんでください。続くようなら医師に確認してください。食事が取れないような口腔内の潰瘍、蕁麻疹などの強い副作用の場合は医師に相談してください。

費用はどのくらいかかりますか?

薬価は3割負担の方で月1,500円~2,000円弱(1割の方はその1/3です)程度です。その他、診察料、必要に応じて検査料やアレルギー治療薬の処方料などが加わることがあります。

スギとダニを両方することはできますか?
同時に行うことはありますが、1カ月以上間隔をずらして開始した方がよいでしょう。
ヒノキ花粉には効果ありますか?
スギ花粉症の方は約80%でヒノキ花粉症もあります。まだはっきりとしたデータはありませんが、ヒノキにも効果がある場合もあれば効果を全く感じない例もあります。
手術と組み合わせてうけられますか?
可能です。その方のライフスタイルに応じたプランで行います。
妊娠した場合どうすればいいですか?
妊娠中に免疫療法を開始することはできませんが、免疫療法が安定して維持されている状況で妊娠されたとしても免疫療法を中断する必要はありません。また授乳中でも免疫療法を継続いただくことは可能です。
しばらくお薬が使えていませんでした。すぐに再開してもいいでしょうか?
免疫療法が安定して維持されていて何らかの理由で中止された場合、1カ月以内であればそのままの量で再開していただいて問題ありません。1カ月以上中止されていた場合、初回量から再開する方がよいでしょう。
風邪をひいてしまいましたが中止した方がいいですか?
風邪を引いた際や体調が悪い時は治療を一旦中止してください。具合がよくなってきましたら再開をしてください。
喘息があります。舌下免疫療法はうけられますか?

これまで舌下免疫療法は喘息に対しても効果があることが確認されています。

しかし、気管支喘息の発作時や症状の強い時には、舌下免疫療法は受けることができません。薬物療法によっても治療困難な場合や呼吸機能検査で1秒率(FEV1.0%)が70%以下の場合は、この治療の適応となりません。

治療中にアレルギーの薬をのんでもいいですか?
いつも通り飲んでいただいて問題ありません。
1日飛ばしてしまいました。どうすればいいですか?
次の日から通常通り再開してください。
歯医者で治療を受けることになりました。どうすればいいですか?
抜歯をした場合、出血が続いている間もしくは傷がしみる間は一時的に中止をしてください。
それ以外の簡単な歯科処置で、傷にしみなければ治療を継続してください。
薬は何時ごろに投与する方がいいですか?
夜間に投与した場合、医療機関もしまっていますので、副作用のことを考えると日中に飲む方がよいでしょう。
お薬を溶ける前に飲み込んでしまいました。どうすればいいですか?
その日のお薬はそれで終了してください。特別の処置は必要ありません。次回から気を付けてください。
お薬を使う際に気を付けることはありますか?
初回投与時はクリニックで副作用の有無を確認しますので、投与後少なくとも30分間は院内に待機していただきます。
その後、自宅で投与する場合ですが、服用する前後2時間程度は、激しい運動、アルコール摂取、入浴等を避けてください。循環がよくなると吸収が促進され、副作用が発現するおそれがあるためです。 
効果がでるかどうか事前に調べる方法はありますか?
残念ながら効果を予測する方法はありません。
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